【一周年】メドレー『ぼくらのうた』歌ってみたver.もっちぃ with ゲスト


もっちぃさんが一周年という事で今後こちらのブログに「制作あとがき」を書いていこうかと思います。いえ全然関係ないんですがね。


良かった(かもしれない)点--------------------------------

・音圧
今回は全力で音圧を稼ぎにいきました。これでもか!っていうぐらいコンプ・マキシマイザぶち込んだり使うプラグインも色々変えてみたり。
合唱っぽいメドレーということでなんとなく「Smilingに音圧では負けたくねぇな」と。

極限までダイナミクスを無くすことで「コンプとリミッタ分けるのもいいな」とか「ディザーはこのタイプがいいかも?」とか新しい収穫がありました。


・もっちぃメイン
個人的には最近の参加作品の中では結構歌抜けの良い方じゃないかと思う。
ラップパートとか特にお気に入り。ゲストさんに関しては後述…

・歌の大きさ
全体としてはそんなに大きくない方じゃないかな?俺も既にニコニコ耳になってるから自信ないけどw
何とか馴染む用にオケを弄りに弄り倒しました。これも後述だぁね。


・作品トータルでの面白さ
いつもっちゃあいつもなんだけど今回はかなりアレンジ等のディレクション段階から口出しさせて頂きました。
ここはダブルもらっていいですか?とか歌を勝手に掛け合いにしてラフ送りつけたり。

最低でも二回ぐらい聴きたくなる作品に仕上がったんではないかと思います。


悪かった点----------------------------------------------

・歪んでる
ぶっちゃけね。綺麗に音圧稼ぐのは本当に難しい。
改めてマスタリグエンジニアってすげぇなって思った。

・ノイズ
クリップしてる箇所はほとんどないんだけどリップノイズとりが甘かった。後フェード書き。
大規模セッションゆえ(歌で大規模セッションとか言ってる自分恥ずかしいwww)一回の書き出しにアベレージ8分ぐらいかかった。よってスピードも当然求められるわけなんだけど丁寧さが足りなかった。
ピンクノイズも気になる。とても悔やまれです。うむ。


・ゲスト様の歌処理
上手くいった方もいればどうEQしてもポイントを探せなかった方もいる。
「ちょっとコレわたしどうなってんのYo!」と怒られても仕方がないレベル。
あー、申し訳ねぇ…。どこかは聴けばわかるでしょ!教えてあげない!


ディレクション
「ここは絶対ハモった方がいいっしょ」っていう場面でもっちぃさんとスカイプで一緒に探った。けれども結局しっかりしたラインを提示してあげれなかった。

理論的な部分で負けてしまった感は否めない。


言い訳--------------------------------------------------

・オケ
「THE MIDI!」という印象のオケだったのでどう弄ってもパンチに欠けた。
しかし全て打ち込みで作ったという労力と繋ぎのセンスは素晴らしい(これを高音質オケにしろ!となると膨大な時間と莫大な予算が必要になる)


・ボーカルテイク頭揃え
セッション頭から書き出されたものではなくこちらでタイミングを動かしたものが多い。
0.0〜秒の世界でニュアンスや音程の感じ方は変わります。しかも誰しも独自のタイミングを持ってるっていうね。「いやそこじゃなくてさー」とゲストさんからクレームがきそうだ。

メジャーなフリーソフトはその辺も記事に出来るといいな。いずれ。いずれ。


ひとこと------------------------------------------------


これは最初に言っておかなければいけないでしょう。
もっちぃさん一周年おめでとう!

埋もれている原石から超大御所さんまで。このコラボが成立したのはもっちぃさんの人柄、実力、努力あってのものだと思います。

そしてそんな節目の作品をわたくしのようなミキサー(笑)に投げてくれたことに本当に感謝しています。大御所すぎてプレッシャーに殺されましたがw


辛かったけど楽しかった。本当にありがとうございます。

thanks for...

motty
urata
kart
umemiyahina
kurokaze
sachippooh
hitori
pokota
miyu

and all Staff...
and you!!!

作品に込めたエネルギーが少しでも多くの方に届きますように
ではまた